『アメリカ保守革命』中岡望 中公新書ラクレ

 ネオコン絡みの新書を読む。別にネオコンについて詳しく知りたかったってわけじゃなくて帯の「保守vsリベラルの壮大なドラマ」ってのにどうも日本史オーラを感じたから(日本史オーラって単語の意味は柔軟に解釈してください)。僕は日本史がすごく好きで、特に議会と軍部の対立あたりが好きなのです。まあそういうわけで『アメリ保守革命』(中公新書ラクレ)は十分その期待に応えるものだった。民主党の大統領が共和党主導の議会と対立、とかすげー熱い。アメリカ政治の基礎知識がまったくなかったので「お勉強」にもなった、受験日本史やってるときと同じ感じ、熱くてお勉強にもなる。暴露すると僕はブッシュが共和党クリントン民主党っての知りませんでした!共和党が保守で民主党がリベラルってのも知りませんでした!