リ・ド・ジュスティス等の儀式の検討を通して、そのような儀式がどのように王権の
ヒエラルキーを維持しているかを論じた本。第2章、第3章だけでも読めば儀式がどうやって
ヒエラルキーを再生産するかということが伺えて面白いと思う。第1章では
大澤真幸『身体の比較
社会学』なんかに言及しながら王権の発生について述べていた気がするんだけど、そのへんに関してはこの手の議論によくありがちな「納得できるようなできないような」っていう気分。
「データベース」ていう単語が一体何を意味しているのかわからなかったので自動的にこの本の論旨が全然わからなかった。誰か僕の身近にいる人は読んで僕に解説してください。
id:amnさんの家で借りて、そのまま学校へ向かう途中に読んだ。配管工、乞食生活、アル中で精神病院と底辺を這いずりまわる生活なのにマンガのタッチが妙に懐かしい感じで淡々と描いてあるからかそこまで悲惨さを感じさせなくてそこがすごい。乞食から食料を盗む、というシーンを描いたコマがこのマンガ中最底辺のコマだったと思う、電車で噴いた。
id:amnさんの家で夜中に鑑賞会。何故か
パトレイバーは観たことなかったんだけどすごく面白かった。
軍産複合体の陰謀に乗じて疑似戦争状態を作り出してしまうテロリスト。
自衛隊情報部の人間に妙にかっこいいリアリズムに溢れたようなことを語らせ(「国家に真の友人はいない、そうだろ」とか
キッシンジャーからの引用など)、それを叩くあたりがなんとも。