麻雀で勝った金は全部マンガになった。

が買った中ではまあ面白かった。『THE3名様』は色々変化をつけてきてるんだけど、ファミレスでダラダラ、描き方も単調でダラダラってとこがよかったのに、少しバリエーションを持たせはじめたせいでダラダラ感が失われてきて残念。『Period』は『瞳子』の円満一般家庭からはうって変わって母親いない、父親による家庭内暴力、兄弟仲良しっていう僕の中の吉野朔実イメージに合った作品。ただ、読み応えはあるんだけど、何が描きたいのかよくわからない感はまだある。『凹村戦争』は色々と深読みをさせたいのか…。突然黒背景に白文字ってのは岡崎京子か。あとは学校の人に借りた矢沢あいの『天使なんかじゃない』、『ご近所物語』、『NANA』。『天ない』はオシャレマンガになる前の矢沢あいなんすね、普通のマンガだった。『ご近所物語』は『パラキス』より一世代前の話なんだね、知らなかった、読む順番間違えた。キャラ配置から留学まで色々と意図的に被らせてあるんだろうけど…読むなら『ご近所』か『パラキス』どっちか1個でいいよって感じだった。キャラ萌えできなかったし。『NANA』は主人公(ハチのほう)がどこまでVIPワールドに食い込んでいくかが楽しみ。にしても、矢沢作品で好きなキャラは『ご近所』のツトムと『天ない』のケンちゃん。女だと『ご近所』の歩。派手派手な面々の中で地味に可愛い(かっこいい)くてイイ奴、ってのがツボかも。