2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『沈黙の艦隊』1〜8 かわぐちかいじ

最新鋭原子力潜水艦1艦を乗っ取り、その上原潜1艦でもって国家「やまと」として独立を宣言した海江田の国際政治的、軍事的冒険を描いたマンガ。日米ソの3か国の思惑を手玉にとって日米ソの太平洋艦隊が一点で顔を合わせるという状況まで演出してしまった海江…

『精霊の王』 中沢新一

精霊の王作者: 中沢新一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/11/21メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 41回この商品を含むブログ (46件) を見る この人の広げる大風呂敷はどうしてここまで、人を興奮させるんだろう。 「シャグジ」という国家以前に存在し…

 試験が

やっと終わる。今やってるレポートを終わらせて、夜ちょこちょこっと勉強して明日試験を受ければ、終わり。来月は試験期間中にストレスから買いあさった本を処理していきたい。僕はあまり一度読んだ本を読み直すことってないんだけど、『精霊の王』はもう一…

「馬小屋の乙女」 阿部和重

「新潮」2004年1月号掲載の阿部和重「馬小屋の乙女」を読む。 トーマス井口という名前の男が電車を乗り過ごした結果神町駅で降りることになる、という書き出しから「神町」サーガなのかと思わされるのだけど、トーマス井口にとっては乗り過ごそうが乗り過ご…

ジーク・ジオン!

大きな物語を失った我々の心を今一度埋めることが可能な唯一の、ismなのだ。

闘争

僕は「こんにちわ」と表記してしまう派です。

『機動戦士クロスボーンガンダム -スカルハート- (角川コミックス・エース)』

機動戦士クロスボーンガンダム -スカルハート- (角川コミックス・エース)作者: 長谷川裕一,矢立肇,富野由悠季,カトキハジメ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/01/22メディア: コミック購入: 3人 クリック: 23回この商品を含むブログ (65件) を見る 僕は…

 わお

結局勉強してない。

『戦争の世紀を超えて―その場所で語られるべき戦争の記憶がある』 森達也、姜尚中

戦争の世紀を超えて作者: 姜尚中,森達也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/19メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 53回この商品を含むブログ (46件) を見る 映画監督だったり作家だったりする森達也と、政治学者姜尚中の対談本、というより対話本。森…

 多分

多分31日まで更新できません(というか更新しちゃだめ)。大学の勉強には微塵も興味はないのだけど、親に怒られるのが嫌なのでちゃんと単位は取りたい。メンタリティが小学生並だな。

 くにおくん

全体的にスピッツを想起させるアルバムだけど、「ナンプラー日和」だけは四満忠実業高校のことを思い出させる。ぱすわーどは「1128」、必殺技はバナナワニシュート。準決勝の服部学園戦を勝ち抜いたプレイヤーにとっては単なる消化試合。熱血高校ドッジボー…

スーベニアアーティスト: スピッツ出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック発売日: 2005/01/12メディア: CD購入: 1人 クリック: 449回この商品を含むブログ (547件) を見る 『三日月ロック』の時は、ものすごく実験的な曲があって、それがものすごく成功…

no music, no life*1なんてとてもじゃないけど言えないほど、僕の中の音楽の重要度は低い。中高のときの知り合いが、僕がiPodを持ってるとか知ったらビックリすると思う、というより笑われそうだ。毎日音楽聴いてても、なんとなく、大げさに言えば劣等感のよ…

 物凄く勝手に

(相手の方に失礼なのはよくわかっているんだけど)ものすごく僕に似てるなあと思うはてなダイアリーを発見してドキドキしていた。僕より数段頭が良さそうなので一緒にするのは失礼なのはわかってるんだけど、それでも似ているなあとドキドキ。わー、なんかロ…

『帝都物語異録』 荒俣宏

帝都物語異録作者: 荒俣宏出版社/メーカー: 原書房発売日: 2001/12メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る 『帝都物語』の副読本、内容がものすごく充実していてとてもよかった。オカルトとかトンデモとかが好きな人にはおすすめ…

おめでとうございます

やっと『シンセミア』を読み始めた。あとこれだけ読んでないので*1早く読みきりたいなあと思う。けど一応学生の身分であるのでこの時期はレポートやテストがたくさんあって大変。mixiとかしてる場合じゃない。『無情の世界』、『ニッポニアニッポン』、「グ…

私がいてもいなくても 1 マーガレットコミックス作者: いくえみ綾出版社/メーカー: 集英社発売日: 2001/12メディア: コミック クリック: 16回この商品を含むブログ (54件) を見る 自らが「特別な存在」でないことに苦悩しているのは何も阿部和重の小説の主人…

『アメリカの夜』 阿部和重

大学生は1月と7月には、皆、アンゴルモアの大王を到来を願ってやまないものだと思う。1999年7の月って当時の大学生はきっと本当に地球が破滅することを祈ったと思うのだけどどうだろう(実際1999年7月の大学の雰囲気を知っている人がいたら教えてください)。…

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壁 (新潮文庫)作者: 安部公房出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1969/05/20メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 136回この商品を含むブログ (164件) を見る砂の女 (新潮文庫)作者: 安部公房出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/03メディア: 文庫購入: 19人 ク…

昨日、横浜美術館に「マルセル・デュシャンと20世紀美術」展を見に行ってきた。予習を少ししかしていかなかったんだけど、なんだかんだいって面白かった気がする。ここでも、オリジナルとフォロワーの差が際立っていた。影響を受けた、とか批判的に継承とか…

 ウォウウォウ

今年はたくさん更新しようとか思ってたんだけど、全然去年と同じペースだった。隣の部屋から女の子の泣き声らしきものと男の宥めるような声が聞こえてきています、こんばんわ。 「新潮」で連載してる「都築響一の夜露死苦現代詩」がとても面白い、2月号では…

イエイイエイ

『山口晃作品集』 山口晃、『蹴鞠』

山口晃作品集作者: 山口晃出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2004/10/01メディア: ペーパーバック購入: 6人 クリック: 110回この商品を含むブログ (74件) を見る 自衛隊が太平洋戦争時代にタイムスリップする『ジパング』も、同じく自衛隊が戦国時代に…